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クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

不正取得したクレジットカードをApple Payに登録し、アップルストアでアップル製品を購入して換金する…という詐欺ルートが問題に。

http://www.flickr.com/photos/32703995@N06/15005418910

photo by sam_churchill

アメリカではすでに実用化されているApple Pay。

iPhone6のおさいふケータイ機能のようなこの仕組みですが、実は今、Apple Payの不正利用が問題になっているようなんです。ウォール・ストリート・ジャーナルが報道しました。

米アップルのモバイル決済システム「アップルペイ」が、盗まれたクレジットカード情報を使った不正利用の被害を受けている。こうしたカード情報は、ホームセンター大手ホーム・デポや小売りチェーン大手ターゲットなどがハッカー攻撃を受けた際に流出したもの。複数の関係者の話で分かった。(中略)

アップルペイ自体はハッカー被害を受けていない。盗んだカード情報をスマホに入力することで、実際のプラスチックカードなしで購入ができる。

Apple Payはセキュリティ万全だが…:

これ、どうやらApple Pay自体がハッカー攻撃等を受けているわけではなく、悪い人が他の個人情報流出事件で漏洩したカード情報をApple Payに登録して、不正にクレジットカードを使っているというのが現状のよう…。

いくらセキュリティ対策が抜群のApple Payであっても、不正カードを登録されて使われてしまったら防ぎようがないみたいですね。WirelessWire Newsによると、社会保障番号(日本で始まるマイナンバー制度のようなもの)の下4桁を伝えるだけで、カンタンに不正カードをApple Payに組み込むことが出来る場合すらあるとのこと。そりゃ不正利用されますわーって感じですね。

登録時にカードの発行元である銀行などの金融機関が審査を厳格に行なっていれば未然に防ぐことができるものの、この審査・承認プロセスは統一されておらず、なかには社会保障番号の下4桁を答えられれば承認するなどこのプロセスが甘いカード発行元もあるという。

ブーメランのように自社に戻ってくる不正利用:

http://www.flickr.com/photos/51035749109@N01/6910438691

photo by afagen

ちなみに前述のウォール・ストリート・ジャーナルによると、Apple Payの不正利用の80%がアップルストア等でアップル製品を購入し、それを換金することで利益を得ているようです。

Apple Payのセキュリティの甘さによる被害を受けているのが、他のどこでもないアップル自身であるというのは、なんとも皮肉な話ですね…(苦笑)

関係者の1人によると、不正な利用の約80%が、アップルの店舗でスマートフォンを使って購入された高額の商品だった。これらのアップル製品は、アップルペイの別の加盟店を通じて販売される価格より再販価格が高い。

まぁApple Payでスムーズに高額商品を購入でき且つ、換金性が高いものといえばやっぱりアップル製品だけだと思うので、これは仕方ないところなのでしょう。アップルも被害を受けたくなければ、Apple Payにカードを登録する仕組みをもう一度、見直すしかありません(自社のために自社製品を見直すべき)。

以上、不正に取得したクレジットカードをApple Payに登録し、アップルストアでアップル製品を購入して換金するという詐欺ルートが問題に…という話題でした。日本でApple Payが導入されるころには改善しているといいですね。

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