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クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

元本割れが怖いから投資はヤダ!って言いながら地方銀行に1,000万円以上を預金しているお金持ちは、銀行破綻が怖くないのだろうか?

http://www.flickr.com/photos/92709689@N00/5268112425

photo by essygie

元本割れが怖いから投資はヤダ!って言いながら、地方銀行に1,000万円以上、預金しているお金持ちっていますよね(汗)。

もうね、元本割れのリスクよりも、そのほうが超ハイリスクだと思うんですけど、なぜか銀行口座を分散させるなどの行為すらしようとしない。とにかく『元本割れが怖い、でも銀行口座は1つで良い』って持論な方が多い印象があります(特に年配者の方ですね)。

元本割れよりも怖い、銀行の破綻:

この何が怖いのか?それは銀行が破綻する可能性を考慮にいれていないってこと。

ご存知の方も多いように、万が一、その地銀なり信用金庫なりが破綻してしまった場合には、ペイオフ(預金保護)で1,000万円+利息しか保護されません(Wikipediaより)。

2002年(平成14年)4月1日以降は、1金融機関につき1預金者あたり元本1,000万円までとその利息の預金債権が預金保険法による保護の対象となった。

例えば5,000万円といった金額を銀行に預けていた場合、その銀行が破綻してしまえば1,000万円ちょっとしか預金が戻ってこない可能性大。1億円預けていても5億円預けていても、保証される金額は1,000万円+利息のみなのですから、なんてハイリスクなお金の預け方だと思いませんか?

確かに銀行の定期預金にお金を預けておけば、元本割れ、つまり預けた金額が減ることはありませんが、それは破綻時を除く場合の話。銀行が破綻してしまえば、前述のように預けた金額が劇的に目減りしてしまう可能性もあるのです。

日本振興銀行は破綻した:

実際、2010年には日本振興銀行という銀行が破綻し、このペイオフが発動しました。

残念ながら1,000万円以上、普通預金に預けていた…という方は、1,000万円+利息分しか保証されなかったために大損する形に…。これもいわゆる「元本割れ」だと思うのは、私だけでしょうか?

経営再建中の日本振興銀行(東京・千代田)は自力再建を断念し、2010年9月中間決算で1500億円規模の債務超過に陥る恐れがあると、10日に金融庁に申請する方針を固めた。これを受けて同庁は経営破綻と認定、預金を一定額までしか保護しないペイオフを初めて発動する。1預金者あたり「元本1千万円とその利息」まで預金の払い戻しに応じる一方、これを超える部分は支払額が一部カットされる見通しだ。

(中略)

直近の振興銀の預金者約11万人のうち、1000万円を超えるお金を預けている預金者は4000人程度で、大半の預金者の預金はすべて保護される。預金総額約6000億円のうち、一部払い戻しされない可能性がある預金は、100億円程度という。

では証券会社にお金を預けていた場合には:

http://www.flickr.com/photos/51711390@N08/5202220614

photo by I-5 Design & Manufacture

では証券会社にお金を預けていた場合にはどうなのか?これについてはこのような解説がありました(こちらのサイト)。

証券会社が顧客(投資家の皆様)から預かる有価証券(株式や債券など)や金銭は、証券会社自身の資産とは区別して管理(分別管理)するよう、金融商品取引法で義務付けられています。

一方、投資信託については、証券会社などの販売会社はあくまでも販売の窓口であって、運用資産は信託銀行において、その信託銀行自身の資産とは区別して管理されています。 

但しあくまでそれは投資信託や株式などを購入している場合の話。

証券会社にお金を預けているだけの状態の場合には、どうやら1,000万円を上限とした金額しか保証されない場合もあるようです(こちらのサイト)。

証券会社の違法行為などにより分別管理が行われていないような場合、投資家の資産が全額または一部戻ってこない可能性もあります。このようなケースに備えて、「投資者保護基金」があります。投資者保護基金は、投資家一人当たり1,000万円を上限として投資家の資産を保護しています。 

まぁよほど悪質な証券会社を利用していない限りは、上記の投資者保護基金にお世話になることはない模様なので、銀行預金よりは証券会社にお金を預けておいたほうが安心かもしれません。

大金を持っているなら:

結論。

もしあなたが大金を持っているのであれば、メガバンクなどの日本政府が潰すことができない銀行にお金を預けるか、もしくは元本割れの可能性が極端に低いであろうMRFや国内債券型のインデックスファンドを探して購入しておくのがおすすめ。それならよほどのことがない限り、お金を一瞬にして失ってしまうことはありませんよ。

以上、元本割れが怖いから投資はヤダ!って言いながら地方銀行に1,000万円以上を預金しているお金持ちは、銀行破綻が怖くないのだろうか…という話題でした。

もしみなさんの両親がお金持ちで、地方銀行に大金を預けているというのであれば、そのあたりの危険性について子供が責任をもって指摘してあげてみてくださいね。

いろいろと突っ込まれたので追記:
  • id:nakex1さんよりコメントを頂きました。なるほど、銀行の当座預金であれば預金が全額保護されるのですね(イオン銀行の解説)。勉強になりました。
  • 銀行口座を複数つくって分散させる…というのは、資産が5,000万円程度までのみ有効な話で、数億円以上になってくると理論上不可能です。
  • 国内債券型のインデックスファンドや、MRFなんかでお金を運用しておくと限りなく安全だとは思ってます。
  • 最後に、この話は都市部にいる富裕層の話ではなく、どちらかというと地方にいる富裕層をイメージしてもらうとわかりやすいです。とにかく自宅の近くにあるってだけの弱小地銀で、定期預金を組みたがるんですよ。
投資をはじめるなら:

株式投資を私もはじめてみたい…という方は、下記記事も参考にどうぞ。インターネットで開設OKなところであれば、設立費用も0円で済みますし、面倒な電話勧誘等も来ないので安心ですよ。

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