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クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

クレジットカードポイントで投資信託を購入し、ポイント残高を増やせる試みが永久不滅ポイントで開始!うまくいけばポイントを増やせます。

セゾン ポイント 投資

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もうここまで来るとなんだかな…という感じもしますが、面白いニュースが入ってきました。

クレジットカード発行大手のクレディセゾンが、自社ポイントサービスである「永久不滅ポイント」を投資にまわして増やせるサービスを開始するようです(引用はこちらから)。

株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:林野宏、以下:当社)は、2016 年 12 月 17 日(土)より、永久不滅ポイントプラットフォームを拡充し、長期投資を体験できる「ポイント運用サービス」(以下:本サービス)を開始いたします。(中略)

我が国の投資教育は欧米に比べ不充分です。従って自己責任の考え方を強いられ、自らの資産形成・資産運用をどうしたらよいか困っている方が多いのではないかと推測されます。

そういった状況を背景に、当社の会員の皆さまに、有効期限のない永久不滅ポイントを使い気軽に長期投資を体験いただける本サービスを通じ、資産形成・資産運用に対してのリテラシーを高めていただきたいと考えております。また、このことが若年層や子育て中の女性など幅広い層の金融商品への興味と関心を喚起し、金融市場全体の健全な発展に寄与できればと考えています。

カード払いで貯めたポイントを運用する時代:

引用部分にはなんだか難しいことが書かれていますが、これはカンタンに言うと「ポイントもお金のように資産運用してしまおう」ということ。

ポイントを投資した結果、うまくいけばポイント残高を2倍、3倍に増やせる可能性もありますが、反面、半額以下の価値に暴落してしまう可能性もあるのは現金を使った投資と全く同じですね。

  • ポイントの運用がうまくいった場合:ポイント残高が増加
  • ポイント運用に失敗した場合:ポイント残高が減少

投資コースは2種類:

では永久不滅ポイントを利用した資産運用はどのような形になるのかというと、それは下記2種類のコースのどちらを選ぶか次第。

f:id:cardmics:20161219191016g:plain

ご覧の通りアクティブコースを選べば増減幅が大きくなりますが、バランスコースを選べば国内債券を中心とした投資をしてくれるので比較的安定してポイント残高を増やすことが可能です。

  • アクティブコース:ポイント残高の増減幅が大きい
  • バランスコース:比較的安定的にポイント残高を増やせる可能性が高い

まぁ一概にどちらが良いかは言えませんが、個人的にはせっかくオマケとした貰ったポイントだからこそ、アクティブコースに夢をかけて投資をしたみたいものですね。仮に損をしてポイント残高が激減してしまったとしても、『ポイントなら…』と多少の後悔をするだけで済みそうなのはひとつのメリットでしょう。

クレディセゾンとしても寝かせて置くよりは:

こんな感じで非常に面白い試みだな…と思う反面、「ポイント運用サービス」を提供しはじめたクレディセゾンとしては、『ポイントを寝かせておくよりは、自社関連のサービスを利用させて少しでも利益にしたい』という思惑があるのかも。

実際、永久不滅ポイントの2016年現在のポイント残高は実に920億円。

多くのお客様の支持を得て、現在のポイント残高は 920 億円まで拡大しています。

これをそのまま信託銀行にあずけておくだけでは利益を生み出しにくいので、それだったら資産運用にまわしてもらって信託報酬(投資信託を運用するための手数料のこと)を得たほうがマシですからね。

なるほど、賢いな…と思うものの、いよいよポイントもただのオマケではなく資産として認められる時代になってきたのだなとも思います。さてさて、こういったポイント運用ビジネスを他社でも開始するかどうか、今から楽しみですね。

以上、クレジットカードポイントで投資信託を購入し、ポイント残高を増やせる試みが永久不滅ポイントで開始!うまくいけばポイントを増やせます…という話題でした*1

参考リンク:

クレディセゾン側のリリースにある通り、日本では金融教育がちょっと足りない状況があるので、「投資信託って何?」とか「資産運用って銀行で定期預金を組むことでしょ?」という方がいれば、下記記事もあわせて読んでもらえればと思います。

cards.hateblo.jp

*1:コメントをいただきましたが、おっしゃる通り、実際にはポイントを利用して投資信託を購入するのではなく、擬似的に投資信託を購入したような状況を作ってその指数に連動させるだけ…というのが正解です(たぶんセゾンがポイントで投資した分だけ投資信託にお金を入れて運用する…という形を取るはず)。まぁどうにかこうにかポイント保有者に税金がかからないような仕組みにしたのでしょうけれども、将来的に、これでポイントが2倍、3倍になるようなら、課税対象になっちゃう可能性もありそうな気がしますね。