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クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

日本人の6割が「複利」を理解していない現状を嘆く!金融教育にもっと力を入れないと、お金に弱い大人ばかりになってしまいそうです。

Money

約半年ほど前、複利計算を理解している日本人はわずか3割くらいしかいない…という記事を書かせていただいたのですが、これを裏付けるような統計結果が新しく出てきたので今回はそれを紹介させてもらおうと思います。

それが2016年2月29日~3月17日に実施された「金融リテラシー調査2016」です(統計結果はこちら)。

下記の答えがわかる人は約40%:

金融リテラシー調査2016で質問された内容は下記の通り。

10万円の借入を年率20%(複利)で借りた場合、何年で返済金額が倍になりますか?という、複利を正しく理解している方であれば間違えようのない質問になります。

10 万円の借入れがあり、借入金利は複利で年率 20%です。返済をしないと、この金利では、何年で残高は倍になるでしょうか。

  1. 2年未満
  2. 2年以上 5年未満
  3. 5年以上 10年未満
  4. 10年以上
  5. わからない

気になる全国平均の正答率はというと40.6%

沖縄県、山形県、鳥取県、佐賀県では残念ながら35%にも届かない正答率となった反面、社長さんが多いと言われる福井県では47%と見事な数字になりました(全国2位)。ちなみに正答率1位は香川県で、なぜこんなにも高いのかわかりませんが50%オーバーという状況です。

冒頭の統計データを裏付ける形に:

比較材料として冒頭で紹介した統計データでは、下記のような質問の正答率が28.2%でした。

100万円を預貯金口座に預け入れました。金利は年率2%だとします。また、この口座には誰もこれ以上お金を預け入れないとします。5年後には口座の残高はいくらになっているでしょうか。つぎの中から正しいものを選んで下さい。

  1. 110万円より多い
  2. ちょうど110万円
  3. 110万円より少ない
  4. わからない

こちらは税金等を考えてしまうと「複利をきちんと理解している人」でも答えを間違ってしまう可能性のある質問だったんですが、今回の金融リテラシー調査2016の質問は「複利をきちんと理解している人」であれば間違いようのない質問。2以外の答えはないと思います。

それにも関わらず正答率が40%程度とは、やはり日本人のほとんどが複利を正しく理解していないのは間違いなさそうな感じ。個人的には激しく心配になる結果です…。

現状を正しく理解していない方も多そう:

Money

最後にこういった複利すらよくわかっていない状況について、統計に協力した方々はどのように「自己評価」をしているのか?その結果がこちらです。

あなたの金融全般に関する知識は、他の人と比べて、どのようなレベルにあると感じていますか。(1つだけ)【必須入力】

  1. とても高い 1.2%
  2. どちらかといえば高い 11.3%
  3. 平均的 44.8%
  4. どちらかといえば低い 27.8%
  5. とても低い 12.1%
  6. わからない 2.8%

う~ん、複利を正しく答えられた方の比率が4割だとすると、それなりの数の方が本当は金融リテラシーが低いにも関わらず「自分は平均的」だと思っている可能性が高そう。こんな風に金融リテラシーがあるかどうかを自己判別できないというのもまた、知識不足が引き起こしている問題なのかもしれませんね。

以上、日本人の6割が「複利」を理解していない現状を嘆く!金融教育にもっと力を入れないと、お金に弱い大人ばかりになってしまいそうです…という話題でした。

お金の参考リンク:

「やばい、複利についてよくわかっていなかった…」という方は、下記記事も参考にどうぞ。お金や経済について知識がない方でもスラスラ読める、おすすめの本を紹介していますよ。

cards.hateblo.jp

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