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クレジットカードの読みもの

クレジットカードに関する様々な知識や使い方を「読みもの」として紹介していくサイトです。

ソフトバンクとみずほ銀行が、AI(人工知能)を使った貸出審査を2017年にも開始へ!今後、いくらお金を借りれるかはAI次第になるのかも。

国内ニュース キャッシング 経済

SoftBank

ソフトバンクとみずほ銀行が提携し、2017年前半にもAI(人工知能)を使った個人向けローン事業を開始するようです。日経新聞が報じました。

みずほ銀行とソフトバンクは15日、人工知能(AI)を活用した個人向け融資事業を始めると発表した。11月に合弁会社を設立し、2017年前半に新事業を始める予定という。融資の審査にAIを活用し、潜在需要の掘り起こしやコスト削減を進める。

お金を借りられるかはAIが判断する:

このソフトバンクとみずほ銀行による融資事業では、人工知能を使って貸出審査を行う形になるため、私たちがお金を借りられるかどうかについてはまさにAI次第

日経新聞によるとみずほ銀行の入出金履歴や、ソフトバンク携帯の料金支払状況等をチェックした上で、「いくらまでお金を貸せるのか?」という点を判断してくれるようですが、なんだか少しだけ怖さにも似たようなものを感じますね。

新サービスは、みずほ銀とソフトバンクが保有する銀行口座の入出金履歴や携帯電話料金の支払い状況、職歴などのデータをAIが分析し、融資上限や貸出金利を決める方式を想定している。

これはもはや人間と人間のビジネスではなく、人間がコンピューターに管理されるビジネスモデルに近い状況…。

先日、当サイトでも記事にした、不正利用をチェックする人工知能のニュースと同じように、今後はこんなふうに兎にも角にも人工知能が健全な金融ビジネスを作っていくのでしょう。

ソフトバンクにしか貸せない人がいる:

ちなみに今回のこの提携、個人的にはちょっと面白い提携になると思うんですよね。その理由はお金の貸出審査に、携帯電話料金の支払状況を含めようとしている動きがある点です。

  • 従来:個人信用情報機関のクレヒスをもとに審査
  • 今後:個人信用情報機関に加え、携帯利用歴をもとに審査

…というのも現状、携帯電話料金の支払状況というのは個人信用情報機関では保管されておらず、銀行や消費者金融からは確認することが出来ません*1

しかし、NTTドコモやau、ソフトバンクといった携帯電話会社であればそれを照会することが出来るので、従来、お金を貸すことができなかった方にも貸せるのではないかと思うのです。

無職にはお金を貸せない貸金業:

例えば通常、無職の方には銀行や消費者金融はお金を貸すことは出来ません。

しかし、無職は無職でも、過去、10年に渡って携帯料金を遅延なく払っている人であれば、ソフトバンクだったらお金を貸すことが出来る。要するに「携帯料金の遅延がない人=お金をちゃんと返してくれる人」という理屈ですね。

  • 銀行や消費者金融:無職にはお金を貸せない
  • ソフトバンク:無職でも携帯料金に遅延がない人なら貸せるかも?

このように銀行や消費者金融では貸せない人にも、ソフトバンクになら貸せる人がいると思うので、そういう現状に変化が生まれる提携になるのかな…という気がします。実際、ロイターの記事にも下記の記述あるくらいなので、その可能性は高いことでしょう。

融資審査にはビッグデータと人工知能(AI)を活用、従来は融資対象外だった顧客層にも融資対象を広げる。

携帯電話からお金を借りられるように:

iPhone

加えてみずほ銀行の思惑としては、拡大するカードローン事業を更に広げたいというものもあるはず。

うまくソフトバンクと提携をすれば携帯利用者に幅広く自社のカードローンを勧めていくことが出来るので、銀行としても願ったり叶ったりなのでしょう(アプリ等から簡単に借りられるようになるのかも?)。

以上、ソフトバンクとみずほ銀行が、AI(人工知能)を使った貸出審査を2017年にも開始へ!今後、いくらお金を借りれるかはAI次第になるのかも…という国内ニュースでした。なんにせよ新しい動きにはなりそうなので、今後の正式リリースを待ちたいと思います。

参考リンク:

銀行のカードローン事業は目下拡大中。今や消費者金融やクレジットカード会社経由の貸出金額よりも、銀行カードローンの貸出金額のほうが大きい状況です。

cards.hateblo.jp 

*1:携帯電話そのものを割賦購入(分割払いで購入)している場合には、携帯料金の支払状況と同様の返済歴を銀行等も確認できます。しかし、割賦購入が終わっている方や長年、同じ携帯電話を使い続けている方の携帯料金支払い履歴は確認できません(NTTドコモやau、ソフトバンクといった自社でそういった情報を持っているところのみが確認できる)。